2025年国土交通省「地域価値を共創する不動産業アワード」第3回目大賞として選ばれたのは、小田原の「旧三福不動産」です。
2014年に設立、リノベーションを中心にメディア・創業支援に取り組んできた結果、10年間118組が創業、201組の移住者がうまれ、駅から離れた土地の地価が1.5倍〜2倍に上昇するなど、地域に圧倒的なインパクトをもたらしています。今回は旧三福不動産が取り組んできた、「正統派のまちづくり」ともいうべき手法について迫ります。
第一部 山居さんからの事業紹介
第二部 矢部所長との対談でポイントをひもとく
① 創業 ー お祭りと飲み歩き
② 自分でやる ー 仲介と設計、メディア
③ 発掘育成 ー ターニングポイントはゲストハウス
④ やりたい人を集める ー メディアを強化し「小田原の暮らしを見える化する」
⑤ 空き家がない、を乗り越える ー 制度対象者を変え、空き家流通を促す
質疑応答 10分
登壇者プロフィール
山居是文(やまい・よしふみ)
1978年神奈川県小田原市生まれ。東京農工大学農学部卒。小田原市役所職員などを経て東京都内で広告関連会社を設立。2014年、小田原市の中華料理店「三福」があった場所で、渡邊実さんとともに「旧三福不動産」を共同で創業。2025年、国土交通省「地域価値を共創する不動産会社アワード」大賞受賞